鬱の症状に早く気づこう【最悪のケースから逃れることができる】

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ストレス耐えられるように

鬱病を発症する原因の中で一番大きいものがストレスです。ストレスの程度が軽いものであれば、それに対処していくことはできますが、強すぎたり長引いたりすると対処しきれなくなって心や身体に何らかの症状があらわれて、鬱病を発症します。日常生活の中では、誰もが多少なりともストレスによる負担を感じて生きています。たいていの人は、それを上手にやり過ごして生活できますが、人によってはストレスをうまく処理できずに心の奥深くにため込んでしまったり、過大に受け取ったりする人も少なくないです。自分自身がそうかもしれないと感じたら、人とのつながりを通じてストレス耐性を磨いていくことが大事です。また、過剰なストレスを受けているとき、それに耐えたり、はねのけたりするには、夫や両親、恋人など親しい人の支えが大きな力になってくれます。他人を支えたり、支えてもらったりする関係は、子供のころから人と交わることで、少しずつ自然と覚えていくことです。しかし、現代の子供の遊びは、パソコンやゲームなどのひとり遊びが人気で、コミュニケーションはSNSが主流です。自分はそんな子供時代を過ごしてきたという人や大人になってからもコミュニケーションを取るのが苦手という人は、鬱病の予防のためにも、親しい人との関係を見直していくことが大事です。人を支え、支えられる人間関係を築いていくことは、そのままストレスに耐える力を養うことに結びついていきます。特に50代以降は親しい人の喪失による苦しみなどにより、抑うつ症状が続くこともあるため、人間関係の再構築をすることで苦しみを軽減できるようにしておくことが重要です。鬱病の場合、本人に病識がなく、家族や周囲の人が何かおかしいと異常に気付いて病院を受診するケースが非常に多いです。生きていくのはつらいことで、今の状況がどんなに幸せな環境にいる人でも、過去に一度くらいはすべてを終わらせてもいいと考えたことはあります。しかし、そのような苦しみの中でも生きていけるのが人間であり、また人間は自らの命を守るという機能を持っています。そのため、どんなに辛くても最悪のケースを阻止する心の働きをもっているわけです。ところが、鬱病にかかるとそうした安全弁の機能が全くなくなることもあります。心がうつ状態になり、自分を責め、すべてのことが嫌になるという心理状態が続くことで、自分という人間はいないほうが全てうまくいくのではないかと考えることがあります。この場合、恐ろしい結末もあるということを、家族も当人も認識することが重要です。鬱病の当事者になると、なかなか自分が病気であることを認めたくない気持ちも働きますし、家族もまさかそんなはずはないと否定してみたくもなります。しかし、心の病気を決して軽んじてはいけません。鬱病は、一人の人間の命がかかっているというぐらいに考えることが大事です。そのためにも、心の病気をきちんと理解すること、早い段階で専門医を受診することが必要になります。加えて、症状の悪化を防ぐことはもちろんですが、何よりも発症につながるようなさまざまな要因を取り除き、症状が軽いうちに通常の状態へ回復に向かうようにつとめることが重要になります。